2006-01-01から1年間の記事一覧

マリア・テレジアの肖像画

マリア・テレジアの若い時の肖像画をネットで取り込もうと色々探したのですが、 年取って二重顎になったものしか見つからなかったので、仕方ないので、江村洋先生の本の表紙をデジカメで写して貼りました。なんでこんな歴史的にも重要な絵がみつからないのだ…

ニセモノ師たち 中島誠之助 講談社この本は、あの「何でも鑑定団」の中島先生の本です。中島先生の本をいろいろ読んだなかで、自分にとって一番面白かった。それに商売をしようとする人たちにとっては、役立つ知識が多いと思うよ。中島先生は、いろんな出版…

恋愛少女漫画家

恋愛少女漫画家 一条ゆかり 集英社be文庫 この一条さんの本は、自分の半生を書いた本だけど、その生き方はとにかくパワフルで鯛焼きのしっぽまで餡が入っていえうような人生だね。男はついていけないね、昔「正しい恋愛のススメ」を読んだとき、こんな男ど…

一人ならじ

一人ならじ 山本周五郎 新潮文庫 これは、周五郎珠玉の短編で、好きな人が多いのでは、話は、あるもののふ(武士のこと)が、自分の足を咄嗟の判断で、楔にして片足を失ってしまうのと引き替えに、味方の勝利に貢献した。しかしその戦場には、近くに丸太が落…

田中一村の鶏の絵について

何でも鑑定団の中島先生が絶賛していた一村の絵画展が 我が県で、4、5年前に巡回で来ていたので、見に行きました。一村の絵は、奄美の黒糖焼酎「里の曙」のラベルに使われており、アダンやソテツの木や南方の鳥などをモチーフに描かれた絵は、文句なく素晴…

平知盛

去年の大河ドラマは義経だったね。 今回は知盛と義経の違いについてと、この中世の人たちの世界観について書いてみたいと思います。義経が何故あそこまで追いつめられたのかは、直接的には梶原景時を多くの兵士の面前で痛罵したことで、この後恨みを買い頼朝…

芭蕉の美しい挿話

芭蕉の俳諧(上) 暉峻康隆 中公親書この本の中で次ぎようなところがあります。芭蕉は天和三年(1683)40歳のとき「虚栗」出版した。この蕉門最初の撰集は漢詩調で当時斬新なものであったあられきくやこの身はもとの古柏語釈は、戸外の柏の葉を打つあ…

モーツァルト

今年はモーツァルト生誕250周年ということで、いろいろ特集やっているみたいだね。 ここでは小林秀雄のモーツァルトを本に、自分の思い出とともに語りたいと思います。モーツァルト・無常という事 小林秀雄 新潮文庫小林秀雄のモーツァルトから文章を抜き…

サントリーのCMに使われたマーラーの曲について

自分が考えるサントリーの昭和50年代の名CMは3つあって、一つは、雨の中を子犬が街を走り抜けるCM、ダバダバダバダという音楽とともに物凄い有名。30代以上ならほとんどの人が、ああ、あのCMねと分かるくらいにね。もう一つは松田聖子が歌ってい…

トゥーランドット

オリンピックに行っていた選手も帰ってきたみたいですね。 荒川さんが最高の人気だね。 あっちこっちのテレビ局でよく見ますね。 やはり、まあ仕方ないですね。 オリンピック中にこのブログ立ち上げていたら、いっぱい書くことがあったのに終わってから、オ…