トゥーランドット

オリンピックに行っていた選手も帰ってきたみたいですね。
荒川さんが最高の人気だね。
あっちこっちのテレビ局でよく見ますね。
やはり、まあ仕方ないですね。
オリンピック中にこのブログ立ち上げていたら、いっぱい書くことがあったのに終わってから、オリンピックについて書いても、気の抜けたコーラみたいですね。

それでも少し書きたいと思います。
荒川さんがフリー演技のときに使ったトゥーランドット、今密かにブームになっているみたいですね。
この美しいオペラは、実は中国の話というのを、テレビ局とかでは、扱っていないけど、分かっているのかな。
イタリアでのオリンピックなので、プルシェンコの「トスカ」、安藤さんの「蝶々夫人」など、イタリアの作曲家プッチーニの曲がよく使われたけど、どこか全部曲調が似ていたね。
こういったある種の、演歌でいうところの、こぶしがあるような曲は、曲に合わせて滑るのは、難しいと思うのたけど、プルシェンコ、荒川さんは見事に滑ったね。
細かい採点基準の点をいかに取るかの話より、このことの方が凄いことかも知れないね。

ついでに、自分が調べたトゥーランドットの粗筋を書いておこう。

話は、美貌だが我が儘なトゥーランドット姫が、3つの謎を解けば、求婚に応じるという布告をだす。姫の美貌に憧れる隣国の王子たちは、この布告に応じるが謎が解けず首を刎ねられる。
国をおわれ旅をする盲目の老人ダッタン王ティムールとその奴隷だった若い娘リュー、その両者を道端で助けたこれまた何故か旅するティムールの息子カラフ、ここで両者が親子再会を果たす。3人は謎を解けなかった王子の首切り場で、トゥーランドット姫を見る。その美しさに魅了されたカラフは父親、リューの反対にもかかわらず姫に求婚しようとする。
カラフは3つの謎を次々に解いてしまう。皇帝は喜んだが、姫はなんとか結婚を避けようとする。その態度を見たカラフは、逆に明日の朝まで自分の名を答えれば、結婚を破棄し自分の首を差しだそうと提案する。
宮廷の大臣ピン、ポン、パンの3人はカラフの機嫌をとることで口を割らせようとするが
らせようとするができなかった。すると町の人たちがティムールとリューの二人がカラフと一緒にいたと言うので、捕らえて拷問のかけ口を割らせようとする。二人は口を割らず、リューは姫がきっとカラフを愛するようになると暗示して短剣で自殺してしまう。姫はその姿に感銘を受け、すかさずカラフは姫を抱いて口づけをする。カラフは姫が自分のものになったと確信し、自分の名を姫に告げる。
翌日、姫は皇帝にカラフの名が分かったと告げ、みんなの前で発表すると宣言する。息を呑んで人々、青ざめるカラフの前で、姫は「その人の名前は愛です。」と告げる。一同皇帝、二人を讃えるなか閉幕する

以上が粗筋なんだけど、訳の分からない話だね。当時の西洋人が考えていた東洋人とは、ほとんど、意味不明な人たちだったのだね。
今なら、時代考証で、舞台セットもそれらしく作ったいるけど、初演時などどんなセットでしたのか想像できないね。 何しろ大臣の名前が、ピン ポン パンだからね
でも、このオペラの旋律の美しさは特筆すべきものだね。
この美しい曲が日本人にとって馴染みのものになったのも、荒川さんの功績だね。
トスカ、ジャンニ・スキッキ、ラ・ボエームも馴染みになって欲しいね。